「終戦八十年臨時奉幣祭並秋のみたま祭」へ参列・玉串奉納のご報告

令和七年十月二十八日から三十日にかけて、名古屋市中区三の丸の愛知縣護國神社において、「終戰八十年臨時奉幣祭並秋のみたま祭」が厳粛に斎行されました。
本年は、大東亜戦争(第二次世界大戦)終結から八十年という節目の年にあたり、県内外の多くの関係団体、遺族、崇敬者が参集し、英霊の御霊に感謝と平和への祈りを捧げました。
式典は午前十時より執り行われ、修祓、神饌の供進、精覚真流庖刀式、宮司による祝詞奏上、献幣使の祭詞奏上など、厳粛な神事が次々と進められました。
神楽「浦安の舞」が奉奏され、続いて国歌斉唱ののち、関係各位による玉串拝礼が行われました。

宮司、献幣使、祭典委員長、奉賛会長、遺族代表、奉賛会地区代表、参列者代表らが順に拝礼し、英霊への敬意と感謝の誠を捧げました。
愛知県郷友会からも代表が参列し、玉串を奉りて拝礼いたしました。

戦没された先人のご遺徳を偲び、郷土と国の安寧、そして恒久平和への願いを新たにいたしました。
期間中は、英霊のことばを紹介する「英霊の言の葉パネル展」や、奉納生花をはじめ、熱田神楽、民踊・歌謡、筝曲、さらに小笠原流による弓道奉納「百々手式」など、多彩な奉祝行事も催され、多くの参拝者が平和への祈りを共有しました。
愛知縣護國神社は、愛知県ゆかりの御英霊九万三千余柱をお祀りする「平和と幸せを祈るいのちの社」として、県民の心の拠りどころとなっています。
本会では、今後もこうした祭典への参列を通じ、先人への感謝を忘れず、次代へと平和の尊さを伝えてまいります。

